セルフレジの導入!
設置・設定・保守サービスはアウトソースで

2022年6月16日
セルフレジの導入!<br>設置・設定・保守サービスはアウトソースで</br>

子どものおもちゃで本格的なレジがあるのを見てもわかるように、密かにレジ打ちにあこがれた人も多いのではないでしょうか。90年代にアメリカで登場したセルフレジは、その夢が叶う機械です。日本でも新型コロナウイルスの流行前からセルフレジは登場していましたが、ウィズコロナ時代を迎え衛生面により気を遣うようになった昨今、その導入率は徐々に上がっています。セルフレジを導入することで様々なメリットが得られますが、設置や設定には専門の知識が必要であり導入に踏み切れない企業もあるでしょう。ここでは、セルフレジ導入のメリットと課題を見ていくとともに、その解決方法も紹介します。

セルフレジ、使ったことありますか?

スーパーマーケット・コンビニエンスストア・飲食店・アパレル専門店などで当たり前となりつつあるセルフレジですが、日本では2003年、イオングループの「マックスバリュー」が導入したのが最初です。セルフレジについて見ていきましょう。

需要が拡大するセルフレジ・セミセルフレジ

セルフレジは「フルセルフレジ」と「セミセルフレジ」に分けられ、一般的にフルセルフレジのことをセルフレジと呼びます。

セルフレジでは顧客が商品バーコードを読み取り精算まで行いますが、その精算方法は現金だけでなく、クレジットカードや電子マネーなどから選択可能です。スーパーマーケットやコンビニエンスストアではバーコードの読み取りが主流ですが、アパレルメーカー大手のユニクロやGUではRFIDタグを取り付け、そこに登録してある商品情報を読み取らせる方法をとっています。この方法だと、かごから商品を出して1点1点スキャンする必要がありません。指定の場所にかごを置けば中身の情報を読み取ってくれるため、顧客は商品点数の確認だけすればよく、時間短縮につながります。

一方セミセルフレジでは、商品情報の読み取りは店員が行い、顧客がレジ併設の精算機で精算を行います。顧客が慣れるまで商品の読み取りに時間がかかるセルフレジとは違い、慣れている店員が行うことで、レジの混雑緩和が可能です。

セミセルフレジの増加が顕著

スーパーマーケット年次統計調査報告書によると、セルフレジの設置状況は2020年時点では15.8%、前年の11.4%からはわずかな増加です。今後の設置意向についても、新たに設置したい企業は17.6%、設置数を増やしたい企業は9.9%にとどまっています。一方で、セミセルフレジの設置状況は2020年時点で64.0%となっており、2018年の48.9%から増加傾向が続いています。今後の設置意向は、新たに設置したい企業が13.1%、設置数を増やしたい企業が29.4%と前年より割合が減っていますが、これは設置意向のあった企業が導入を済ませたことによるものと言えるでしょう。

【出典】2020年 スーパーマーケット年次統計調査報告書

顧客満足度アップ?セルフレジ・セミセルフレジのメリットとは

年々増えているセルフレジやセミセルフレジですが、導入することで得られるメリットには、人件費の抑制・衛生面・キャッシュレス対応・売上管理のしやすさ・回転率向上などが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

セルフレジ導入のメリット

セルフレジでは商品のスキャニングから精算まで全て顧客が行うため、人件費の抑制が期待できます。今まではレジ1台につき1人必要だったスタッフは、セルフレジの使用に慣れていない顧客をサポートするために数台につき1人いればよく、最低限の人数で店舗運営が可能です。また、店員と現金やカードの受け渡しをする必要がなくなるため、衛生的にも良いと言えるでしょう。スーパーマーケットだけでなく、すかいらーくグループやくら寿司、すき家などの大手飲食店でも導入が増えています。

セミセルフレジ導入のメリット

セミセルフレジの最大のメリットは回転率の向上です。セルフレジでは顧客が慣れていないと商品のスキャニングに時間がかかりますが、セミセルフレジの場合は操作に慣れている店員が商品のスキャニングを行うためスピーディに対応できます。その後の精算は顧客が対応するため回転率は上がり、混雑緩和による顧客満足度アップも図れるでしょう。

セルフレジ・セミセルフレジ共通のメリット

近年、支払方法は現金やクレジットカード以外に電子マネーやコード決済など多岐にわたるようになりました。機種によってはセルフレジ・セミセルフレジは多様な決済方法に対応可能で、言語を選べるものもあるため、日本語がわからなくてもスムーズに利用できます。

また、セルフレジ・セミセルフレジでは販売時点での詳細なデータが明確に記録されるため、売上管理が簡単になります。これらのデータを用いれば、売上管理だけでなく在庫管理や売上動向の把握などもしやすくなり、店舗運営に一役買うことは間違いありません。

メリットばかりではない!セルフレジ導入の課題

セルフレジの導入には多くのメリットが存在しますが、一方で課題もあります。考えられる課題について見ていきましょう。

使い方によっては時間がかかる

セルフレジを導入する場合、期待するメリットの一つに混雑緩和がありますが、全ての顧客がすぐに操作に慣れるわけではありません。特に高齢者は慣れるまで時間がかかります。また、購入点数が多い場合や割引商品の場合、支払いにクーポンを利用する場合などのイレギュラー時には時間がかかるため、店員のサポートが必要です。

導入費用とその後の保守

セルフレジの導入は軌道に乗れば人件費の削減が見込めますが、導入時はそれなりに費用がかかることは否めません。また機械が故障すれば、その分店員が顧客対応に回らなければならないため定期的な保守点検は必要です。万が一の故障時は修理対応も必要になるため、スピーディに対応してくれる保守センターがあると安心でしょう。

セルフレジの導入なら、ギグワークスアドバリューのオンサイトサービスがおすすめ

自社だけでセルフレジの導入を行うと様々な知識が必要になりますが、ギグワークスアドバリューでは豊富な経験をもとにお手伝いをすることが可能です。ギグワークスアドバリューのサービスを紹介します。

豊富なセルフレジ導入事例

ギグワークスアドバリューは、大手ドラッグストアの一斉レジ入替など、豊富な経験を活かしたノウハウでサポートできます。入替プロジェクトの計画立案から設置や設定、導入時のスタッフ研修など一気通貫で委託でき、全国47都道府県どこでもサービスを受けられるため安心です。また、設置のみやレクチャーのみといった必要部分だけの対応もフレキシブルに行っています。

保守センターx全国6拠点のコンタクトセンター

現地交換、現地診断はもちろんのこと、保守センターではセットアップ済みの交換機代替機を預かり、必要な時にすぐに出荷することができます。全国6拠点のコンタクトセンターでは24時間365日トラブルに対応しており、災害時のBCP対応も万全です。コンタクトセンターと保守センターの連携によるスムーズな保守対応で、初めての導入でも安心です。

セルフレジ導入で顧客満足度アップへ!

新型コロナウイルスの流行前から飲食店は衛生面に気を遣ってきましたが、コロナ禍でその傾向が強まりました。セルフレジやセミセルフレジはその一端を担う働きをしてくれます。また、衛生面以外にも回転率の向上や売上管理のしやすさなどメリットが多く、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、アパレルメーカーなど多業種が取り入れており、今後も増えていくでしょう。しかし、導入には機械の設置や設定、その後の保守など様々な知識が必要です。ギグワークスアドバリューは設置経験も豊富なうえ、緊急時も24時間365日対応が可能なため安心です。レジの入替時にはギグワークスアドバリューを検討してみてはいかがでしょうか。