増え続けるフードロボット!アウトソースで簡単導入

2022年7月28日
増え続けるフードロボット!アウトソースで簡単導入

ファミリーレストランなどの飲食店を訪れると、配膳しているロボットを見かけるようになりました。このロボットはメーカーにより形が違いますが、配膳や下膳を主に担当しており、見た目の物珍しさや可愛いらしさから子どもだけでなく大人にも好評です。フードロボットは配膳や下膳をするだけではなく、調理をしたり、弁当詰めをしたりするなど様々なタイプがあります。フードロボットを導入することは人材不足にあえぐ飲食店の大きな助けとなるでしょう。さらに、空いた時間を有効活用し、さらなる顧客満足度向上へと導くことが可能です。食品安全の面からもフードロボットの活躍はますます増えていくでしょう。飲食店の現状とフードロボット導入について説明します。 

伸びるフードロボット市場

様々な分野でロボットが活躍する時代が到来し、飲食業界にもフードロボットが浸透してきました。飲食業界の現状とフードロボットについて見ていきましょう。 

フードロボットとは

労働力不足の解消に一役買うと期待されているフードロボットには様々な種類があります。食品工場でお弁当を詰める人型ロボットは、ぶつかってもあえて止まらないプログラムが組まれており、人間と協働することが可能です。飲食店向けのフードロボットは、調理だけでなくホールでの配膳や下膳など役割ごとにロボット化されています。 

国内飲食業の現状

少子高齢化社会の日本では、そもそもの労働人口が減っているうえ、飲食サービス業は不人気職とされ人が集まりません。2020年には6,868万人あった平均労働人口は、翌年には8万人減り6,860万人になりました。中でも「宿泊業、飲食サービス業」は22万人減を記録しており、求職者の飲食サービス業離れが伺えます。外国人労働者の受け入れも視野に入れられていますが、なかなか進んでいないのが現状です。 

【出典】労働力調査(基本集計)2021年(令和3年)平均結果の要約,概要,統計表等 

新型コロナウイルスの感染拡大による影響

2020年に新型コロナウイルスが流行すると、飲食店が時短営業や休業になったり、テレワークが増えたことにより、フードデリバリー業界が業績を伸ばしています。一方、入店時の検温や消毒は一般的になり、さらに飲食店ではセルフレジやタブレットでのオーダーを取り入れることで店員との接触が最小限で済むような工夫が見られるようになりました。フードロボットによる配膳を取り入れている飲食店もあり、新型コロナウイルスと共存していくために、今後フードロボットの導入はますます増えていくでしょう。 

フードロボットの導入状況とメリット

新型コロナウイルスと共存していくためには、人材不足を解消するだけでなく衛生面の強化も考えていかなければなりません。フードロボット導入の現状と、導入によるメリットについて詳しく見ていきましょう。 

日本国内フードロボット導入状況

2021年は配膳ロボット元年ともささやかれており、ソフトバンクグループのServiは大手飲食店の「サイゼリヤグループ」や「とんでんホールディングス」、「焼肉キング」「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」などで導入されました。「焼肉キング」では配膳をメインに担当しているServiですが、「サイゼリアグループ」では配膳2割、下膳8割にすることで回転率が上がっています。一方、すかいらーくグループでは中国製の猫型配膳ロボット「BellaBot」を2022年末までに合計3,000台を導入すると発表しました。 

配膳ロボット以外では、TechMagic株式会社が開発したパスタ自動調理ロボット「P-Robo」が2022年夏に「エビノスパゲッティ」に導入される予定です。また、株式会社JR東日本クロスステーション フーズカンパニー「いろり庵きらくそば王子店」では、2022年4月にコネクテッドロボティクス社製のそばロボットを導入しました。2026年までに駅そば店舗30店へ導入する予定です。 

【参考】サイゼリヤも導入開始、「自動配膳ロボ元年」がやって来るこれだけの理由 

【参考】ネコ型配膳ロボット「BellaBot」全国チェーンレストラン「しゃぶ葉」の272店舗で導入完了 

【参考】世界初!パスタ自動調理ロボット「P-Robo」が東京・丸ビルの「エビノスパゲッティ」で稼働開始 

【参考】~JR王子駅に4月22日(金)にオープンする2店舗でDX施策を実施します~ 

フードロボット導入メリット

フードロボットを導入する最大のメリットは人手不足の解消です。新型コロナウイルスの影響で店舗が時短営業や休業を余儀なくされると、アルバイトや店員が辞めてしまい新たな採用も難しい状況になりました。その代わりを務めるのが配膳や下膳を行うフードロボットです。配膳や下膳にロボットを使用することで、本来の業務である「接客」に力を入れたり、店舗の清掃に時間を割くことができ、最終的には顧客満足度の向上へつながります。 

また、感染対策として消毒が日常化していますが、飲食店は特に衛生面に気を遣わなければなりません。その点、調理ロボットはウイルス感染の心配がなく安心です。 

フードロボットの導入と協働

前述の通り、配膳、調理、食材詰めなど様々な役割のフードロボットがいます。どのロボットを導入するかは飲食店ごとに違うので、自身の店舗にどのタイプのロボットを導入するべきかをしっかり見極めましょう。フードロボットの導入を検討する場合は、単純作業をロボットへ任せるようにします。それにより空いた時間を有効活用し、人間だからできる繊細なサービスに力を入れると良いでしょう。 

現在フードロボットの導入は増えてきていますが、まだ一般的とは言えません。導入する際は豊富な経験を持った会社に依頼すると安心です。 

ギグワークスアドバリューのキッティングサービス

ギグワークスアドバリューでは、ソフトバンクが開発したPepperのキッティング実績があります。ここでは、ギグワークスアドバリューのキッティングサービスについてご紹介します。 

キッティングとは

キッティングとは、パソコンやIT関連機器、モバイル端末やタブレット端末などの機器に対して、情報セキュリティを含め、それぞれの環境に適した状態にセットアップすることです。作業項目が多岐にわたるため、自社で行うより実績豊富な会社へアウトソースするほうが便利でしょう。 

大規模かつ広範囲な対応

ギグワークスアドバリューでは東京に大規模キッティングセンターを有しており、全国くまなく対応しています。大規模キッティングセンターではセキュリティを担保した大量キッティングや、パソコン、スマートフォン、タブレットに限らずロボットなど様々なIoT機器に対応できます。 

保管・代替機対応まで継続した対応

ギグワークスアドバリューのキッティングサービスは初期キッティングだけでは終わりません。大規模キッティングセンターでは機器の保管や必要に応じた機器の配送・回収も行っており、万が一、機器が故障した場合も、代替機で対応するなどエンドユーザーへのきめ細かいサポートをしています。 

フードロボット導入はギグワークスアドバリューへお任せ

新型コロナウイルスの流行により、飲食店でのフードロボットの導入が右肩上がりです。労働人口の減少に加え、ウイルスとの共存は避けられず、今後ますますフードロボットを導入する企業は増えるでしょう。どのタイプのロボットを導入しても、人材不足を補うことができます。フードロボットの導入によりできた時間で、店舗の衛生面や接客の向上に努めれば顧客満足度が上がることは間違いありません。自社がどのタイプのロボットを導入するべきなのか、そのロボットをどのように活用するのかが決まったら、キッティングは専門業者にアウトソースした方がいいでしょう。ギグワークスアドバリューならPepperの導入実績もあり、安心して任せることができます。