サードプレイスオフィスを活用して
テレワーク環境を充実させよう!

2022年3月23日
サードプレイスオフィスを活用して<br>テレワーク環境を充実させよう!</br>

働き方改革の浸透やコロナ禍の影響により、在宅勤務やリモートワークを導入する企業が増えました。しかし通勤時間の削減や自由な働き方を推奨したくとも、従業員にとって快適で、生産性の高い業務につながるリモートワーク環境を整えるのは簡単なことではありません。そこで今、注目を集めているのが「サードプレイスオフィス」です。サードプレイスオフィス発展の背景や様々なオフィスの利用方法、そして全国でサードプレイスオフィス事業を展開するnex株式会社の事例を紹介します。リモートワークを行う場の選択肢として取り入れてみてはいかがでしょうか。

コロナ禍を経て拡大が続くサードプレイスオフィス市場

働き方改革や新型コロナウイルスの影響でテレワークを導入する企業が増え、「オフィスに出社して働く」という当たり前が見直される機会となりました。そこで、職場でも自宅でもない、居心地が良く働きやすい「サードプレイスオフィス」の存在に注目が集まっています。サードプレイスオフィスとは何か、そして注目を集めたきっかけについて見ていきましょう。

サードプレイスオフィスとは

「サードプレイス」とは、自宅でも職場でもない、居心地のいい「第三の場所」のことです。「サードプレイスオフィス」は、プライベートな時間とも仕事の時間とも異なる空間を利用した疑似オフィスを意味します。

サードプレイスオフィスの特長は、自宅のように気が散る環境ではなく、職場のように常に気を張り詰めることもない、リラックスした環境で業務ができるという点です。
ニッセイ基礎研究所によると、働き方改革の浸透やコロナ禍の影響により、今後の成長が期待できるサードプレイスオフィス事業への新規参入が相次いでいます。オフィス市場においてサードプレイスオフィスの存在感が一段と強まっていると言えるでしょう。

【参考】コロナ禍を経て拡大が続くサードプレイスオフィス市場

働き方改革とワークライフバランスの向上

ワークライフバランスの向上を図ることを目的とした「働き方改革」の一環で、従業員の働きやすい職場環境としてサードプレイスオフィスの利用が注目されています。通勤時間の削減や、自宅に作業環境が整っておらずテレワークが困難といった理由も、サードプレイスオフィス市場が拡大している一因でしょう。

ポストコロナのワークスタイル

2020年以降、新型コロナウイルス感染症による影響で私たちを取り巻く社会状況は大きく変化し、多くの企業がリモートワークを導入しました。

慣れない自粛生活や目に見えないウイルスとの戦い、さらに在宅勤務でもインフラが整っておらず、集中できる環境がないなどで、ストレスを抱える人も多いでしょう。

こうした状況の中で注目されているのが「サードプレイスオフィス」です。会社でも自宅でもないサードプレイスとオフィスが合体することによって、仕事の効率化だけでなくストレス軽減の効果も期待されています。

「レンタルオフィス」「シェアオフィス」「コワーキングスペース」

サードプレイスオフィスを利用する方法には、いくつか種類があります。個室のスペースを借りながら会議室や設備を共有するレンタルオフィス、個室を借りずにフリーアドレスでオフィスをシェアするシェアオフィス、さらに、借りている人同士でコミュニケーションを図ることが可能なコワーキングスペースなどがあります。それぞれを詳しく見ていきましょう。

レンタルオフィスとは

レンタルオフィスとは個室スペースを借りながらも、コピー機や会議室など業務を行う上で必要なものを他の会社と共有して利用するオフィスのことです。

机や椅子、モニターやWi-Fi環境などが完備されている所が多く、来客時の対応や配達物の受け取りなどを行ってくれる場合もあります。

シェアオフィスとは

シェアオフィスは仕事場を複数の会社でシェアするオフィスのことです。

レンタルオフィスが個室であるのに対し、シェアオフィスはフリーアドレス形式で特定の個室を借りるものではありません。

個室でないため機密性が低く、電話をする場合には電話スペースに移動しなければならないなどの注意点がありますが、オフィスをシェアすることで、家賃などの負担を最小限に抑えられるのが特長です。

コワーキングスペースとは

コワーキング(Coworking)は共同や共通の「Co」と働くの「Working」を掛け合わせた言葉で「共同で使用する仕事場」という意味になります。

オープンなワークスペースを共用し、各自が自分の仕事をしながらも、そこで開催される勉強会や交流会などのイベントを通じ、意見交換など自由にコミュニケーションを図りコミュニティを形成することが可能です。

nex株式会社(旧:アセットデザイン)のシェアオフィス事業

nex株式会社(2022年3月より㈱アセットデザインより改名)は、東京・横浜・名古屋・大阪に60拠点以上、常時3,000社超が利用するレンタルオフィス・シェアオフィス・コワーキングスペースのプロバイダーです。「家より、会社より、居心地がいい」をコンセプトとし、柔軟な働き方を実現するサービスと、より生産性が高まるワークスペースを提供しています。

「JOYSOUND直営店」と施設の利用提携

「JOYSOUND 直営店」のカラオケルームは、駅近の立地で、大型モニターや通信環境も整い、電話やWEB 会議等などソロワークにも適した快適な空間と言えます。

2021年7月の提携により「JOYSOUND直営店」のカラオケルームを、nex株式会社の提供する「SmartOffice」会員がワークスペースとして使用できるようになりました。

これにより、「SmartOffice」会員が利用できるサテライトオフィスは、国内最大740施設以上のネットワークに拡大しています。

【参考】「JOYSOUND直営店」と施設の利用提携契約を締結しました。

JR東日本とシェアオフィス利用連携

JR東日本の提供する「STATION WORK」は、個室ブースSTATION BOOTHや、ホテルシェアオフィスを始めとするワークプレイスで、多様化する働き方をサポートしています。

2021年9月に提携を開始したことにより「STATION WORK」会員は、nex株式会社が関東・東海・関西エリアに展開するシェアオフィス「THE HUB」など計15施設を利用可能となり、日本全国約260カ所のネットワークを利用することができるようになりました。

【出典】Business Report 2021

サードプレイスオフィスで新しい働き方の提案を!

働き方改革の推進やコロナ禍の影響によってテレワークを導入した企業が一気に増え、今後はますます働き方が多様化していくと言われています。そんな中、自宅でも職場でもない場所で働く「サードプレイスオフィス」の存在はますます大きくなることでしょう。nex株式会社による提携事業のようにサードプレイスオフィスは今や、駅近のカラオケボックスやホテルなどの便利な場所をはじめ、全国的に拡大しています。自社のテレワーク環境を充実させる一歩として、サードプレイスオフィスの利用をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。