【新技術・初づくしがスゴい】2022W杯カタールの見どころまとめ!

2022年9月26日
【新技術・初づくしがスゴい】2022W杯カタールの見どころまとめ!

2022年11月21日から始まるサッカー最高峰の大会W杯。本大会は、コロナによる世界的パンデミック後の初めてのW杯となり、興行としても非常に注目が高まっています。

2018年の前大会からコロナを経て、様々なイベントが中止や縮小を強いられる中、世界中で愛されるサッカーの祭典W杯は、人々の期待を一身に背負っていると言っても過言ではないでしょう。

そこで、今回は2022W杯の見どころを、サッカーに詳しくない初心者の方にも分かるように解説・まとめていきたいと思います。

W杯が開催されるのは、オリンピックと同じく4年に1度で、100年間生きたとしても25回しか味わえない貴重な機会。しっかりと予備知識を把握し、楽しみや白熱を周囲の仲間たちと共有できれば、あなたにとってもかけがえのない思い出となるはずです。

それでは、本題にはいっていきましょう!

W杯の見どころ1:日本が「死のグループ」を勝ち上がれるのか?

日本の初戦は2014年W杯王者のドイツ

自国が決勝トーナメント(ベスト16)に進めば、W杯は一層の盛り上がりを見せますよね。そんなW杯で最も重要な試合と言われるのが、予選リーグの初戦です。

今大会において、日本の初戦の相手として立ちはだかるのは2014年W杯王者のドイツ。誰もが知る超強豪国です。

それだけではありません。日本が属するグループEは、2010年W杯南アフリカ大会優勝のスペインも加わり、今大会最も勝ち抜くのが厳しい「死の組」であると、世界中のサッカー専門メディアが評しています。

グループFに注目すれば、さらに楽しめる

W杯出場国の全チームの情報を追うのは大変ですよね。そこでオススメしたいのが、グループF。

というのも、日本が予選リーグを勝ち抜けば、次の決勝トーナメントは、F組の1位か2位のチームと戦うことになるからです。

グループFは、最新FIFA世界ランキング2位のベルギー、15位のクロアチアが属しており、こちらも勝ち上がるのが難しいリーグと言えるでしょう。

その中で注目したいのが、モロッコ。モロッコのFIFAランキングは23位、日本の24位とほぼ同じ位置。今回のW杯のグループリーグにおける立場も、日本とモロッコは類似しています。

グループFのモロッコに注目しながら、同じグループのベルギー、クロアチアの情報にも詳しくなれば、グループE、グループFの両方の軸でW杯を楽しめるようになるでしょう。

W杯の見どころ2:開催地「カタール」が選手に与える影響

実はこのカタール大会で「初の出来事」が盛り沢山!

開催地独自の事情を理解したうえでW杯を見ると、面白さが倍増します。

実はこのカタール大会、中東初開催となるW杯で、しかも通例と違うことがたくさんあるんです!

まず1つ目は、コロナを経ての初めてのW杯であること。2022年現在、コロナの問題が完全に解決されていない中で開催される本大会。世界的なイベントであるW杯がコロナに対してどのような対策や向き合い方をするのか、参加国だけでなく、世界中の各国が注目するでしょう。

2つ目は、中東で開催される初めての大会であることです。「そもそもカタールってどんな国なの?」と思った方に簡単に説明します。カタールは石油大国サウジアラビアの東にちょこんと隣接する半島の国です。国土面積は秋田県とほぼ同じ。カタールの首都は、ドーハ。日本サッカー史において欠かせない出来事である「ドーハの悲劇」が起こった、日本にも縁深い国と言えるでしょう。

他にも様々な特色があります。

例えば、「冬季」に開催される初のW杯であることです。通例開催の6~7月ではなく11~12月に開催されます。

また、カタールは小さな国土のため、会場間の距離は最長でも75キロになったこと、各会場には冷却システムが完備され、ピッチ内の気温は22度前後に維持されるというのも新たな取り組みの一つです。

カタール開催における影響を考慮しながら、W杯の試合を観戦すると、さらに楽しみが増しそうですね!

W杯の見どころ3:優勝確率・優勝予測をチェックしながら見ると楽しい!?

AIが弾き出した優勝確率が最も高い国は…

アメリカイリノイ州・シカゴを拠点としてデジタルプラットフォームを展開している国際スポーツメディア企業スタッツ・パフォームが運営する『OPTA』により、最新のAI技術から算出されたデータでは、1位は前回大会王者のフランス代表で17.93パーセントとなっています。

同データによると、日本は以下のような戦いになることが予想されています。

【第1戦】ドイツ2-0日本

【第2戦】日本1-1コスタリカ

【第3戦】日本0-1スペイン

しかし、ここで朗報です。初戦の相手ドイツは2018年W杯で優勝候補と目されながら、まさかの予選グループ最下位。また、3戦目の相手であるスペインも、2014年大会では、グループリーグでまさかの3位となり敗退。強豪国だからといって必ず勝ち上れるわけではなく、どの大会も必ずと言っていいほど大きな番狂わせが起きてきました。今大会、日本がドイツやスペインに大金星を挙げ、台風の目となることを期待しましょう!

W杯をさらに楽しむ方法

ABEMAのW杯全64試合無料配信で楽しむ!

ABEMAではなんとW杯全試合を無料で配信。W杯全試合無料生中継は、なんと国内初の取り組みです!これは思いっきりW杯の沼にハマることができますね。ABEMA運営会社の藤田晋代表はTwitter上で、「ABEMAとしては過去最大の投資となります」と発信したことからも、今回のW杯への気合いが伺えます。ABEMAがビジネスとしてW杯をどのように展開させていくのかにも注目です。

ABEMAなら最先端の映像機能でさらに楽しめる!

ABEMAの生中継では、独自のデジタルプラットフォームならではの視聴体験を楽しむことができます。

・同時刻の複数試合のフリック切り替え視聴

・毎試合の名場面をまとめたダイジェスト映像、最速配信

・試合のマルチアングル映像

特に時間のない方は、ABEMAのダイジェスト映像や最速配信を観ておくだけでも、W杯のコミットメントが深くなり、楽しめるようになります。

日本初のこの機会にW杯を思う存分楽しみたいですよね。

新技術:IMU内蔵ボール導入がスゴすぎる件

IMU内蔵ボールとは

今大会、選手が使うサッカーボールにも初の試みが施されます。それが「IMU内蔵ボール」です。IMUとは、 イナーシャル・メジャーメント・ユニットの略で、日本語では、慣性計測装置と呼ばれています。

傾き、動き、振動、衝撃、落下、速度、回転、角度を高精度に計算し計測結果を利用する事で、人やモノの運動状態や姿勢を測定することができます。

IMUの特徴は、現場での適応性と言えます。IMUは「誤差」を低減するさまざまな補正機能を搭載し、高精度なデータを出せる安定性があるからです。

このIMUの機能をボールに内蔵させたものが、文字通り、IMU内蔵ボールです。今回のW杯では、スタジアムの天井に取り付けられた12台のトラッキングカメラで構成と紐づけられます。トラッキングカメラは機械学習でプレーヤーの体の複数のポイントの動きも追跡することができます。

IMU内蔵ボールでW杯はどう変わるの?

簡単に言えば、判定が変わります。審判の目に加え、IMUの審査が加わり、より正確な判定を下せる可能性が高まります。IMU内蔵ボールによって、オフサイドの判定が半自動になり、この判定は、「セミオート・オフサイド」と呼ばれます。

驚くべきは、データ処理のスピードです。1秒間に50回、全ての選手の最大29個のデータポイントを収集し、これまでのVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に送られるまでの掛かる時間は、たったの数秒。

この数秒がサッカーをどう変えるが非常に注目です。IMUは、ビデオ・アシスタント・レフェリーに判断材料を増やし、逆に判断時間を引き延ばす可能性もあります。そうすれば、「試合のテンポ」へ少なくない影響が出るでしょう。

IMU内蔵に関して多くの技術人材が動いていることも知ろう

セミオート・オフサイドをうまく導入するためには、ボールにIMUを内蔵させるだけでは成立しません。

サッカーにはスタジアムという現場があり、スタジアムの現場環境に合わせて、様々なデジタルデバイスをうまく導入し、溶け込ませる必要があります。また、実際に導入した後に、試合の中でシステムを審判や運営者がスムーズに使える必要があります。

2022W杯のIMU内蔵ボールのように、システムの現場に駆けつけて、ITやIoTの開発、実機の設置、運用サポート、コンサルティングなど行うことを「オンサイトサポート」と呼びます。

本サイトを運営するギグワークスアドバリューも、オンサイトサポート事業を行っており、その観点からも、2022年W杯には非常に注目しています。

オンサイトによるサポートは、システムの現場に直接的に関与するものなので、一発勝負の側面があります。そのため、設置・設定・レクチャーまで全体をサポートできる企業を選ぶ必要があります。

ギグワークスアドバリューのアウトソーシングサービスでは、設置から運用まで一貫したサポートができ、安心でコストパフォーマンスの高い対応が可能です。

ぜひ、自社システムに関するオンサイトサポートに興味のある方は、ギグワークスアドバリューへお気軽にご連絡ください。

まとめ:2022年カタール杯は初物づくしの大注目の大会!

これまでにない「感動」と「感覚」を味わえること間違いなし

以上、2022年W杯について、その見どころを初心者の方にも分かりやすく伝えることを努めてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?

コロナを経ての初めての大会、中東初開催、初の冬季開催、初IMU内蔵ボール導入、今回のW杯はまさに初づくし。

新たなコンディションに挑戦することを考えると、通常とは違った大きな波乱がより巻き起こる可能性が高いと言えます。

まさに大波乱という乱れ打ちのビッグウェーブにうまく乗れるかがこの大会の鍵と言えるでしょう。

4年に一度のサッカーの祭典、今回の記事が、皆さんのW杯をより一層楽しむことに貢献できれば幸いです。