ギグエコノミーがもたらすニューノーマルな働き方改革とは?

2021年2月16日
ギグエコノミーがもたらすニューノーマルな働き方改革とは?

近年の新型コロナ流行によって、人との接触機会を抑える新しい生活様式「ニューノーマル」が求められるようになりました。

働き方に対しても、今までの対面を前提とした働き方から脱却し、様々な業務や手続きをオンライン上で行うことが望まれています。テレワークやオンラインでの業務が浸透する中で注目されているのが、ギグエコノミーという働き方です。IT技術の発展とマッチングサービスの充実により、多くのワーカーがインターネット上で、企業と直接つながり業務を請け負うことが可能になりました。

注目度の高いギグエコノミーやギグワーク、ギグワーカーについて理解し、その働き方のメリットや、ギグワークを行うことの経済的効果について認識を深めていきましょう。

急増するギグワーカー

コロナ感染拡大の影響を受け、ギグワークという働き方が改めて注目されています。増え続けるギグワーカーとは、どの様な働き方をする人たちを指すのでしょうか。

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ギグワーカーとは?

「ギグワーク」とは、本来、職種を問わず単発または短い期間の仕事を表し、「ギグワーカー」は、それを請け負う労働者を指します。IT化が進んだ今では、インターネット上のプラットフォームサービスを介し、単発で仕事を請け負うギグワーカーと仕事を頼みたい依頼者を直接結び付けることが可能となりました。特に、オンライン上で完結するギグワークを「ギグエコノミー」と呼び分けています。

ギグワーカーはフリーランスや個人事業主でしたが、現在は副業として始める人も増えています。

ギグワーカーとして働く魅力

一番に挙げられる魅力は、自分のライフスタイルに合わせた働き方を実現できる点です。人生には様々なライフステージがあるため、フルタイムで働くことが難しい時期もあるでしょう。子育てや介護、病気療養や産前産後などの自身の状況にあわせ、業務量を調整することができ、納期さえ守れば時間や場所に拘束されることもありません。

また、隙間時間に行う副業として業務を請け負うこともできるため、余暇を活用したり、収入を安定させるためのサブビジネスとして行うことも可能です。

ニューノーマル時代の働き方

新型コロナの感染拡大を防ぐため、世界中で新しい生活様式が求められています。働き方においても3密を避けた新しい働き方が必要とされているため、テレワークが再び注目されるようになりました。今後、テレワークが浸透するに従って、ギグワークという雇用に囚われない働き方も広がっていくでしょう。

ギグワークが人々を救う時代

新型コロナ流行拡大の影響を受け、業務負担が増えた業種と逆に仕事が無くなってしまった業種の差が著しくなりました。外出自粛が望まれる中、こうした業種による差異が解消されるのは、まだ先のことになるでしょう。

仕事を失ったワーカーの受け皿としても、膨れ上がる業務を補う労働力としても、ギグワークという働き方は今後の経済を支える方策の一つとなりえます。ギグワークという働き方が一般的になることで、人材のシェアリングが浸透し、業種間における労働力の偏りを是正させることが期待できるからです。

また、業務に対して最適な人材を効率的に配置できるようになることで、生産性向上も望めます。コロナ流行下だけでなく、ギグワークは労働者人口が減り続ける日本経済を支えるための「働き方改革」実現という点でも有効な手段となるでしょう。

テレワークもその一つ

ギグワークは本来、特定の業種や業務を指す言葉ではありません。しかし、人との接触機会を減らすことが必要とされるニューノーマル時代において、テレワークという働き方が強く望まれています。

また、テレワークが普及すれば、バックオフィス業務などのオンラインで完結可能な業務をシェアしたり、人材を融通しあうことが容易になるでしょう。テレワーク技術の利用は、ギグワークという働き方を通じ、様々な経済の課題を解決する糸口になることが期待されます。

ギグワークスだからできること

ギグワークスは創業時より新しい働き方や雇用の創出を目指し、様々なサービスを提供してきました。また、IT先駆者としての経験や実績があるため、より利便性の高いサービスが利用できます。

GIGる先にこそ未来がある。GIGWorks(ギグワークス株式会社)

ギグワークスの成り立ち

ギグワークスは創業時より、パソコン関連事業においてオンデマンド形式のIT機器設置設定などの業務を行っているIT企業です。インターネットがまだ一般的ではない時代から、インターネットを通じた働き手の募集から業務の発注まで行う「ギグエコノミー」を提供し続けています。

現在は、そのようなIT機器の設置業務に加えて、コールセンター関連事業に特化したサービスを提供しつつ、セールスプロモーションやバックオフィス業務、ソフト開発など対応業務を展開することで事業拡大をしてきました。

プラットフォーマーの先駆者として

インターネットの黎明期から、ギグエコノミーのプラットフォームを20年以上にわたって提供し続けた実績があります。さらに、IT支援サービスやシステム開発、それに付随するスタッフ支援サービスも行っているため、IT関連の業務を全て委託することが可能です。そのため、オンライン上でワーカーとクライアントを結び付けるプラットフォームとしての役割だけでなく、経験豊かなプロによる総合的な業務支援に期待ができるでしょう。

GiGWorks Basic

ギグワークスが独自に開発した、プラットフォーム上で仕事をしたいギグワーカーと、仕事を依頼したいクライアントの直接のやり取りを可能にしたサービスです。

GiG Works Basic (ギグワークスベーシック)

ギグワーカーとクライアントを繋ぐ

ギグワーカーは、プラットフォーム上でギグワーカー登録を行うことで、自分が持つスキルや経歴、これまでの受託実績や評価を企業にアピールすることができます。

一方、クライアントは仕事の募集から契約の締結、委託報酬料の支払いまでを一括して行うことができます。事前に双方が互いの要望やスキルを確認できる環境を作ることで、労使の適切なマッチングと迅速な直接交渉を可能にしました。

パソコン設置・保守を始め様々な依頼が可能

パソコン関連業務から展開されたプロットフォームサービスですので、IT関連に強いマッチングサービスです。さらに、デザイナーや翻訳家、プログラマーなど多様なスキルを持つギグワーカーを有していますので、パソコン関連以外の幅広い業務依頼にも対応可能です。

手数料は一律10%

報酬金額によって手数料が変動するサービスが多い中、GiGWorks Basicは、依頼内容の規模に関わらずプラットフォーム利用の手数料が一律10%と明確な料金体系も魅力です。手数料は、ギグワーカーが受け取る報酬からシステム上で自動引き落としされるため、手続きなどの手間もかかりません。

今こそ新しい働き方を

働き方改革の実現や業種間における労働力の偏りを解消するため、ギグワークへの理解と需要が高まる今が、ギグワーカーとして活動を始めるチャンスです。

先行き不透明な社会を生き抜くためにも、進んで自身のスキルを磨き、積極的に仕事を得ていく必要があります。本業とは異なった業種で経験を積むのもいいですし、今あるスキルを突き詰めるのも良いでしょう。まずは副業としてギグワーカーデビューをしてみませんか。