売場陳列を改善!リテールラウンダー導入を外注するメリットは?

2021年8月18日
売場陳列を改善!リテールラウンダー導入を外注するメリットは?

リテールラウンダーは、量販店や販売店で自社商品があるべき形で陳列されているかどうかをチェックし、必要に応じて店舗との折衝や研修を行う人を指します。

数多の商品を管理する必要がある店舗スタッフにとって、一つひとつの商品に対して適切な陳列が行えないのが実情です。一方、メーカーの営業担当者も個々の店舗に対してきめ細やかなフォローもなかなか行えません。そうした現場と営業をつなぎ、互いのリソース不足を補うことがリテールラウンダーの役割となります。リテールラウンダーが行う具体的な業務やラウンダーを導入することの意義、外注を活用するメリットについて紹介します。

ラウンダー導入で売場をもっと魅力的に

リテールラウンダーの「リテール」は、個人の消費者に向けた小売を意味します。つまり、リテールラウンダーとは、個人消費を目的とした量販店や販売店を巡回し、意図した商品プロモーションが実施できるようチェック・管理する役割を担う人のことです。

具体的な業務と導入するメリットについて見ていきましょう。

リテールラウンダー(ラウンダー業務)とは?

リテールラウンダーとは、メーカー担当者として複数の販売店を巡回し、競合商品の調査や商品陳列の管理を行う人です。販売先の店長やスタッフと良好な関係を構築し、優位性のある陳列場所を確保したり、実際に商品を並べ店舗スタッフへの研修を実施したり、店頭販促のための企画立案などの営業支援も行います。

単純な調査や商品の陳列だけではないため、販促企画を含めた営業支援を行う知識も必要です。そのため、リテールラウンダーには人当たりの良さや交渉力、企画立案できる幅広い見識が求められます。

リテールラウンダーで理想の商品陳列を実現

本来、自社商品は量販店や販売店との合意で定められた場所や方法で陳列されているはずです。しかし、実際は自社商品が商談で定められた通りに陳列されることは少ないと言わざるを得ません。その理由は、商談で定められたことが各店舗の責任者まで浸透しにくい、取り扱う商品と情報が多すぎて店舗のスタッフだけでは対応できない、店舗スタッフの判断による商品の撤去や陳列場所の縮小などがあげられるでしょう。

リテールラウンダーは実際に売場を回り、陳列状態のチェックを行うとともに、店舗スタッフに商品情報の理解を促し、商品陳列の見本を見せることで、本来想定されていた陳列方法へ近づける役割を担っています。

営業業務との棲み分けでコスト削減

ラウンダーの業務は、売場一つひとつを訪問し業務にあたる必要があります。しかし、それをメーカーの営業担当者が全て行うには負担が大きすぎるでしょう。さらに、担当地区が広い場合は移動だけでもかなりの時間と手間を取られます。

現地のスタッフにラウンダー業務を委任することで、移動時間を短縮したり、交通費や人件費コストを削減することができます。また、営業担当者も新規開拓などの売上げに繋がる営業活動に集中できるようになるのもメリットです。

ギグワークスアドバリューの「プロモーションサービス」

ギグワークスアドバリューでは、ラウンダー業務を始め、店頭でのサンプリングなど各種プロモーションの実施、販促の企画・提案から各種研修といったセールスマネジメント業務など幅広い業務に対応した「プロモーションサービス」を展開しています。

販促を促すためのプロモーションサービスの概要を紹介しましょう。

プロモーション _ ギグワークスアドバリュー株式会社

リテールラウンダー

メーカーと全国の量販店・販売店をつなぎ、適正な商品陳列を促すラウンダー業務を委託できます。豊富な商品知識を持ち丁寧な接客を行うスタッフを育成しているため、安心して各店舗との交渉・陳列・企画を一任できます。全国対応なので、移動のための交通費を削減し、担当営業者の負担を大きく減らすことが可能です。

サンプリング

商品の陳列交渉に留まらず、店頭での様々なプロモーションも対応しています。サンプリングもその一つです。商品・商材を問わずにサンプリングの実施が可能で、その結果に基づいた情報管理や分析を行います。専門家による適正な情報収集と分析ができるため、より効果の高いプロモーションの実現に期待できるでしょう。

セールスマネジメント

店頭でのプロモーション以外にも、販促の企画提案や各種研修の実施、情報収集や分析など営業活動全般を管理するセールスマネジメントの役割も果たします。担当者や管理者は、Web上からプロモーションで得られた情報全てを閲覧できるうえ、蓄積されたデータを基にした効果的なセールスマネジメントが受けられるのも大きな魅力です。

リテールラウンダーは外注化で効率的に!

自社に足りないリソースを外注に求めるのも一つの手段です。リテールラウンダーを外注するメリットについて具体的に確認していきましょう。

全国対応で店舗フォローの負担を軽減

販売店との交渉自体は本社に赴いて行えば済むことですが、実際の売場は全国各地に展開しています。その一つひとつに対応していくことは、メーカーにとっても現実的ではないでしょう。そこまでの人員やコストを割けない、そのような時は全国対応している外注を活用することで、売場の管理や人員不足などの様々な課題を一気に解決させることができます。

プロモーションの効果分析もお任せ

外注業者は専門知識を持つスタッフを有しており、行ったプロモーションに対しての情報収集や的確な効果の測定を行うことが可能です。社内のスタッフだけでは難しい情報の管理や分析を外部に委託するとこで、プロモーションで得られた情報を余すことなく、今後の営業に活用でるでしょう。

外部のセールスマネージャーとして利用

販促の企画立案から各種研修の実施など、自社だけでは賄えないセールス部門の補佐としての役割にも期待ができます。販促業務に対する経験も深く幅広い知識を持つため、商品やサービスに対する効果的なプロモーション方法の提示を受けられます。

リテールラウンダーの活用で売り場をもっと魅力的に

リテールラウンダーは自社製品の売場改善のために重要な役割を担います。しかし、数多く点在する店舗一つひとつを巡回し、チェックやフォローを行うためには多くのリソースが必要です。店舗側や営業側のリソース不足もあいまって、手つかずのまま放置されていることも多く、用意したPOPや什器が使われることなく廃棄されることも考えられます。

払ったコストや手間を無駄にすることが無いよう、店舗に商品を卸した後も適切なチェックやフォローを行うことが大切です。自社のリソース不足を補うために外注業者の利用を視野に入れるのも良いでしょう。プロモーションはお客様に届いてこそ効果があります。意図した商品陳列になるよう、今こそリテールラウンダーの導入を積極的に検討していきましょう。