成人年齢が18歳に!
現代の若者が望む働き方とは

2022年4月28日
成人年齢が18歳に!<br>現代の若者が望む働き方とは</br>

2022年4月1日に「民法の一部を改正する法律」が施行され、成人年齢が20歳から18歳へ引き下げられました。この制度改正によって、親の同意なく業務委託契約の締結やクレジットカード契約ができるなど、若くして社会に参加する「大人」として扱われる方向となっています。一方で、多様性を尊重する時代に育ち、コロナ禍でオンライン授業を受けてきた新成人は、毎日決まった時間にオフィスへ出社することに対して懸念があるようです。また、ITの進歩やコロナ禍によって、シェアオフィスや在宅勤務を導入する企業と、自由に働きたい若者とのニーズが合致し、理想の働き方が変化しているといえるでしょう。

記事の終盤では、現代の若者が求める「多様な働き方」を支援する「ギグワークスベーシック」について紹介します。ギグワークスベーシックは、ワーカー個人が企業と契約する「ダイレクトマッチング方式」の働き方を提供し、業務の委託者と受託者双方がウィンウィンな関係を持つことができるサービスです。

18歳はもう成人!成人年齢が20歳から引き下げ

民法改正により18歳から成人となることで、新たに認められる権利やこれまでと変わらない点について確認してみましょう。

新たに18歳成人に認められる権利とは?

2022年4月より、18歳および19歳の新成人は、様々な契約を締結する際に親の同意を得る義務がなくなります。例えば、企業と個人間で締結する業務委託契約、クレジットカードや携帯電話の契約、車両購入のためにローンを組んだり、1人暮らしのアパートを自分の意志のみで借りることが可能です。また、10年用パスポートの取得、公認会計士や医師免許などの国家資格を取得することもできるようになります。

これまでと変わらないこととは?

飲酒や喫煙に関しては、これまでと変わらず20歳まで認められていません。また、競馬の馬券や競艇の投票券などの公営ギャンブルも、18歳および19歳の成人には認められない権利であるため注意が必要です。さらに、国民年金の加入義務、中型ならびに大型自動車免許の取得、養子を迎えられる年齢についても、20歳以上が対象となります。

【出典】「民法改正 成年年齢の引下げ~若者がいきいきと活躍する社会へ~」

成人年齢の引き下げは、働き方の多様化の側面も

成人年齢の引き下げには、どのような背景があるのでしょうか。また、今回の制度改正により、働き方の多様化がさらに進むことが見込まれます。この章では、その理由を確認してみましょう。

成人年齢引き下げの背景

近年、憲法改正時の投票権年齢や選挙権年齢などが、20歳から18歳に引き下げられたことにより、民法においても18歳から成人と認められました。18歳および19歳の若者を成人として自己決定権を尊重することにより、今後社会での早期活躍が期待されています。

新成人が理想とする働き方とは

19歳および20歳の学生400人を対象とした「サイボウズ チームワーク総研」のアンケートでは、理想の働き方として7割の学生が「通勤とテレワークどちらも」と回答しました。

昨今、コロナ禍によって学生は「オンライン授業」「対面授業」それぞれのメリット、デメリットを実感したことでしょう。それゆえ、社会人になっても「通勤出社のみ」「テレワークのみ」と固定の働き方にとらわれるより、通勤やテレワークのメリットを合わせて、臨機応変な働き方が理想とされています。

実際、働き方改革の推進やITの進歩、新型コロナウイルスの流行などにより、近年テレワークを導入する企業が増えたことから、ワーカーは働く時間や場所にとらわれることなく多様な働き方の選択が可能です。

終身雇用制度から多様な働き方へ

日本企業のスタンダードな働き方ともいえる「終身雇用制度」は、現代社会では崩壊しつつあります。勤続年数とともに給与が増加する終身雇用制度は、企業の業績アップが大前提だからです。日本経済が低迷を続ける現在、高度経済成長期にできたこの制度を保つことは困難といえるでしょう。たとえ新卒で大企業に入社できたとしても、一生が保証されるわけではないことが現状です。これから長年にわたって働く若者は、ひとつの会社にとらわれることなく、年齢やタイミングに合わせて、自分自身のスキルや能力を最大限に活かせる仕事を選ぶ選択肢もあるでしょう。

【参考】「法務省:民法(成年年齢関係)改正 Q&A」

【参考】「サイボウズ  チームワーク総研」

広がるダイレクトマッチング方式という働き方

多様な働き方が増えている現在、ワーカー個人が企業と契約する「ダイレクトマッチング方式」の需要が広がっています。「ギグワークスベーシック」は、ダイレクトマッチング方式で働きたいワーカーへおすすめのサービスです。

ギグワークスベーシックとは

ギグワークスベーシックとは、事前にギグワークスベーシックシステムへ会員登録した「クライアント(委託者)」が「ギグワーカー(受託者)」へ業務を委託できるマッチングサービスです。業務の契約方法としては、成果に対して報酬を決めて依頼する「請負契約」と、業務時間に応じて報酬を支払う「準委任契約」の2種類があります。

ギグワークスベーシックがおすすめな理由

ギグワークスアドバリューが提供するサービス「ギグワークスベーシック」は、クライアントとギグワーカー双方へメリットがあります。

クライアント側は、求める業務をスピーディーかつローコストで依頼することが可能であるため、新たな人材採用の時間や手間の削減につながるでしょう。

また、ギグワーカーにおいては、勤務時間や出勤場所など希望の働き方とマッチする仕事を自分自身で選択が可能です。

求人の分野はさまざま

求人の種類としては、データ入力などの簡単な業務から、人気の事務・オフィスワーク、クリエイターやエンジニアなどの専門分野まで多岐にわたります。

クライアントは、ワーカーの持つスキルや資格など、自社に必要な人材を豊富に選ぶことが可能です。また、ギグワーカーにおいては、フルタイムや長期的に働ける仕事はもちろん、学生や主婦の副業として単発的な仕事も見つけることもできます。

【参考】「ギグワークスの仕事依頼サイト|GiGWorksBasic」

【参考】「よくある質問|GiGWorksBasic」

新成人が社会で活躍するために

成人年齢が18歳へ引き下げられたことで、18歳および19歳の若者に対して社会での早期活躍が後押しされています。一方、若者が希望する働き方は、これまで一般的であった「新卒から定年まで同じ会社で勤務」「毎日同じ時間に同じ場所へ出勤」ではなく、「リモートワーク」「シェアオフィス」「業務委託契約」など、働き方を自由に選択できることです。

企業側は、今後の日本社会を牽引する新成人が活躍できるよう、終身雇用制度を見直し、多様な働き方を受け入れていくことが求められています。ギグワークスベーシックを利用することで、企業とワーカー双方に利がある、ウィンウィンな関係を築くことができるでしょう。