コロナ禍が追い風!ライブコマースで得られる新しい購買体験とは?

2021年7月29日
コロナ禍が追い風!ライブコマースで得られる新しい購買体験とは?

昨今、新しい販売チャネルのトレンドであるライブコマースは、コロナ禍における外出自粛が追い風となり、さらに注目を集めています。
ライブコマースとは、ネット通販で商品を簡単に購入できる利便性と、対面販売による臨場感のメリットを掛け合わせた新しい販売方法です。しかし、今ひとつサービスを使いこなせていない、インフルエンサーとの関わり方がわからないという企業も多いでしょう。ライブコマースの活用ポイントは、フォロワー数が1万~10万人未満の「マイクロインフルエンサー」を起用することです。マイクロインフルエンサーには、他のインフルエンサーと比較して企業PRにふさわしい特徴があります。
この記事では、ライブコマースに注目が集まる理由と、マイクロインフルエンサーの活用方法を詳しく紹介します。

ライブコマースに注目が集まる理由

中国で一世を風靡しているライブコマースが、日本においても注目を集めています。どのような理由で人気を集めているのか、ライブコマースの特徴とともに確認しましょう。

ライブコマースとはどのような販売方法なのか

近年、導入する企業が増えている「ライブコマース」とは、ライブ配信で商品やサービスの紹介を行い、販売を促進する方法です。ライブコマースでは、インターネット配信を使って配信者と視聴者がリアルタイムでコミュニケーションを取り、その場で商品を購入することができます。自宅で気軽にショッピングができる「ネット通販」の利便性と、売り手へ直接質問したり使用感を確認できる「対面」ならではのメリットを融合させた、画期的な販売方法といえるでしょう。

コロナ禍でさらに勢いが加速

新型コロナウイルスの流行により、ライブコマースの需要は増えています。きっかけは、LIVEや舞台などが中止となった代わりに、芸能人や有名人のライブ配信を視聴する文化が浸透したことです。

また、家で過ごす時間を充実させるためのアイテムとして、健康グッズや美容に関する商品の売れ行きが上がるなか、使用感を詳しく知るために動画を検索する消費者が増加傾向にあります。さらに、テレワークやステイホームが習慣となっている現状、ライブコマースによって「リアルタイムで人とつながりたい」「お店には行けないけど、楽しく買い物したい」といったニーズを叶えることができます。

ライブコマースの成功事例

人気ファッションブランドを多数取り扱う「ベイクルーズ」は、昨年から毎月10本程度のライブ配信を行い売り上げを伸ばしています。ベイクルーズのライブ配信では、有名モデルやヘアメイクアップアーティスト、スタイリストなどがゲスト出演し、着こなしの提案をしつつ様々なファッションアイテムの紹介を行っています。洋服を通販サイトで購入する文化は以前からありましたが「思っていた色味と違う」「手持ちの服で何を合わせたら良いのか分からない」など、購入後の満足度低下が懸念事項でもありました。ライブコマースによって、ネットショッピングで起こり得るデメリットを払拭することにつながったと言えます。

今話題の「マイクロインフルエンサー」とは

ライブコマースでは、多くのフォロワーを持つインフルエンサーが配信を行うことで、店舗では集まらない消費者層に商品のアピールが可能です。その中でも、特にマイクロインフルエンサーが注目されています。

絶妙なフォロワー数により配信効果抜群

マイクロインフルエンサーとは、インフルエンサーの中でも比較的フォロワー数の少ない(1万~10万人未満)ことが特徴です。メガインフルエンサー(フォロワー数100万人以上)

やマクロインフルエンサー(フォロワー数10万人~100万人)よりフォロワーとの距離が近いため、マイクロインフルエンサーが発信する情報はフォロワーへ届きやすいといえるでしょう。また、マイクロインフルエンサーは、ナノインフルエンサー(1万人以下)と比較して企業のPR経験やマーケティング活動を経験していることが多く、安心して自社の宣伝を任せることができます。

細分化された特定の分野で活躍

マイクロインフルエンサーは「育児」や「レシピ」というジャンルの中でも「知育玩具を中心とした育児の情報」「時短で節約しながら満足できるレシピ」など、さらに細分化された情報を発信していきます。フォロワーは、そのマイナーな分野に共感しフォローしていることが多いでしょう。そのため、マイクロインフルエンサーが紹介する商品やサービスは、フォロワーの関心と一致しやすく「この人が勧めるなら自分にも合うかもしれない」と購買意識が高まる仕組みとなっています。

マイクロインフルエンサーとの関わり方

マイクロインフルエンサーを起用する企業は、良好な関係を築くために適切な関わり方を意識することがポイントでしょう。例えば、依頼したマイクロインフルエンサーに対して「企業の下請け」のような対応ではなく、商品やサービスをPRしてくれる「対等なビジネスパートナー」として接することが大切です。

また、マイクロインフルエンサーへPRの投稿を丸投げすることも、反対に企業が全て指示を出してしまうこともフォロワーの購買意欲をアップする効果が十分に得られない可能性があります。マイクロインフルエンサーは、マーケティングや広告のプロとは限らないため、企画や商品の見せ方は専門のプロに指示を仰ぐことがおすすめです。

インフルエンサーがPRの投稿をする場合、フォロワーから「いつもと違う」と思われないよう、起用する企業はインフルエンサーの雰囲気や理念を理解し尊重することが大切でしょう。

ギグワークスアドバリューならではのライブコマース

ギグワークスアドバリューが提供する「ライブコマース」は、配信のプラットフォームだけでなく、コールセンターと通販業界で培ったノウハウを合わせて、付加価値のあるサービスを提供しています。

ライブコマース _ ギグワークスアドバリュー株式会社

選べるコンテンツメニュー

コンテンツメニューは「セルフ配信」と「インフルエンサー配信」の二種類があります。

セルフ配信は、配信元の会社スタッフが自社で配信を行う方法です。自社スタッフが商品の紹介を行うことで、企業と視聴者の距離を近づけ、ロイヤリティの向上が期待できるでしょう。インフルエンサー配信は、人気のインフルエンサーを起用し、フォロワーに向けて配信する方法です。多くのフォロワーに向けて配信するため、新たな顧客獲得やリーチできていないターゲットへのアプローチに効果があるでしょう。

ギグワークスアドバリューならではの導入ポイント

ギグワークスアドバリューでは、企業の公式SNSの状況や販売する商材にあわせ、WEBシステムを使ったツールやインスタライブなどSNSを利用した配信から最適なツールを提案しています。

また、集客方法やコンテンツ作成などの企画から、撮影、配信までワンストップサービスであるため、ノウハウのないオーナーでも安心して任せることが可能です。

さらに、ギグワークスアドバリューのコールセンターサービスと連携することで、配信前の問い合わせ対応、配信後のアフターフォローも一任できます。

丁寧に組まれた業務実施フロー

ギグワークスアドバリューのライブコマースは、企画から配信後まで綿密なフローが組まれているため、安心して導入することが可能です。

はじめに、コンセプトの立案はギグワークスアドバリューが行い、その後依頼元の企業が選定するため、一から自社で検討する負担が軽減されます。技術やノウハウが必要な配信環境の構築、台本の制作も委託することが可能でしょう。

また、視聴者から配信前に問い合わせがある場合、ギグワークスアドバリューがコールセンターと連携し対応を請け負います。

配信後についても、アフターフォローや効果検証を任せることができるため、依頼する企業は配信の結果を次に活かすことができるでしょう。

ライブコマースで新たな販売チャネルの確立へ

ライブコマースは、外出自粛を余儀なくされたコロナ禍の現状においても、臨場感のある商品説明を対面で受け購入ができる画期的な販売チャネルです。

ライブコマースの導入において、自社の商品やサービスをアピールしてもらうインフルエンサーは、フォロワーのエンゲージメントがより高いといえる「マイクロインフルエンサー」を起用することがポイントでしょう。

企業とマイクロインフルエンサーにおいてそれぞれの役割を明確にし、Win-Winの関係でマーケティング活動を進められるよう関わっていくことが大切です。