通販や実店舗のメタバース導入ってアリ!?メタバース導入の利益や売上を拡大させる方法

2023年3月22日
通販や実店舗のメタバース導入ってアリ!?メタバース導入の利益や売上を拡大させる方法

「メタバース元年」と言われた2022年。GAFAの1つであるフェイスブックがメタプラットフォームズに社名を変更して以降、一気に盛り上がっていくかに見えたメタバース市場でしたが、実際は市場関係者の期待を超えるほどの成長には至りませんでした。

通販事業者や店舗型ビジネスの企業からすれば、メタバースは、別の空間の商圏を獲得できる画期的な仕組みに映ったはずです。

そこで、今回は通販や実店舗がメタバースを取り入れることへの是非や課題、実際にメタバースを導入して利益や売上を拡大させる方法について解説していきたいと思います。

そもそもメタバースとは

インターネット上の仮想空間のことで、利用者が活動できる「第三の社会」

メタバースとは、インターネット上の仮想空間のことです。

従来のSNSであるtwitterにも「スペース」と呼ばれる空間があり、これもある種メタバースなのですが、実際は、実社会の五感に類似した感覚や社会性を含む空間こそがメタバースと呼ばれます。

よって、現実でもなく、SNSでもなく、「第三のネット上にあるリアルと並行した別の社会空間」というのがメタバースと言えるでしょう。

定義を聞いただけでも壮大ですよね。だからこそ、通販事業や店舗ビジネスでメタバースを導入する際に、次にあげるような課題に向き合わざるを得ないと言えるでしょう。

この記事を通して、コールセンターの外注先を探している企業や担当者の方が、数あるコールセンターの中から、より優れたコールセンターを選ぶことができるようになります。

それでは、本題に入っていきましょう!

通販や店舗がメタバースを導入する際の課題・問題点

課題1:VRゴーグル等の機器の普及遅延

メタバース空間へユーザーを没入させるためには、VRゴーグル等の機器を導入する必要がありますが、インターネットやスマホのように一般的に普及していないのが現状です。
社会的インフラが深く結びついたインターネット、電話やカメラとしての利用から用途が多様化したスマホのように、「使わざるを得ない状況」を作り出すまでにはまだまだ時間が掛かるでしょう。

課題2:キラーコンテンツの不在

facebook、instagram、twitter、TikTokなどのSNSのように、「世界中、誰しもが知って使っている」といったようなキラーコンテンツがVRにはまだ存在しません。
ただし、「荒野行動」のような集団で行う有名なオンラインゲームは、ゲームの中で社会的な関係を結ぶまでに発展するなど、結果としてメタバース化している事例もあります。
やはり、多くのユーザーがアクティブになれるキラーコンテンツを輩出することが、これからのメタバースの課題と言えるでしょう。

課題3:参入に当たっての高額なコスト

メタバースを自前で作るとなると、開発コストが必要になります。例えば、メタバース開発を外部委託をした場合、メタバースを最初から構築するのにかかるコストは数百万円~1千万円以上の費用が必要となることが多いと言われています。
後述しますが、メタバースもSNS同様に、世界中で使用されるプラットフォームの誕生を待ち、そのプラットフォームの中でアカウントを運用するほうが現実的と言えるでしょう。

課題4:法律・ルールが未整備

現状の法律や税務ではカバーしきれない先進的な分野であるため、取締りや制度の面でリスクを持ってしまう部分があります。
メタバースは、Web3の中に組み込まれ、仮想通貨、NFT、DeFi、DAOなどを含めて、展開するとなると、ますます法律やルールとの兼ね合いが大切になっていきます。

通販や店舗がメタバースで売上・利益を拡大させる方法

方法1:VRインフルエンサーとのコラボレーション

VTuberのようなVR上のインフルエンサーに商材のプロモーションを依頼する手法です。インフルエンサーのブランドやファン層とマッチした商品であれば、メタバースとして1つの商圏となり得るでしょう。
メタバース空間を安価で自作できるようなサービスを利用し、自社の商品にマッチしたインフルエンサーをキュレーションし、独自のメタバース空間として、商品を売る市場を形成するといったことも可能です。

方法2:低コストでアクティブユーザーの多いプラットフォームへの出店

現状、キラーコンテンツといったようなプラットフォームはありませんが、それでも、「オンライン展示会」などの商品をメタバース上で展開するイベントは存在します。低コストでアクティブユーザーがいそうなイベントやプラットフォームを選択すると、売上や利益拡大へ繋がります。
そのため、開催されるメタバース上の商談イベントや展示会を主催する会社が、どの程度、ユーザーを送客してくれるかをチェックするようにしましょう。

方法3:リアルやSNSの接点からの誘導とメタバースに特化したサービスの提供

DMでも、SNSのフォロワーでも、リアルな店舗への来客でも、何でも構いません。既に潜在顧客や既存顧客との接点がある部分に、メタバース関連の告知を行い、送客するだけで良いのです。
自社で既に繋がりを持った人へ対し、自らメタバースを啓蒙し、顧客を育てていくことで、長期的に見れば、メタバースでの売上や利益を上昇させることに繋がります。

最後に:自社開発よりプラットフォームに乗り込むことを考える

今から慣れ親しむことで、あるプラットフォームが普及した際に、即座に対応できる

以上、通販や実店舗がメタバースを取り入れることへの是非や課題、実際にメタバースを導入して利益や売上を拡大させる方法について、本サイトなりに紐解いてきましたが、いかがだったでしょうか?
実際、まだまだ過渡期で、これから開拓されていく分野であることに間違いはありません。
ただし、現在のfacebook、instagram、twitter、TikTokなどのSNSのように、一般的なプラットフォームが続々と登場し、ビジネスにおける重要なツールへと変化していくかもしれません。
現在のSNSと比べても、より高度なITの知識とリテラシーが求められるため、対応にも時間が掛かると言えます。そのため、今から、メタバースのサービスを利用したり、メタバースのイベントに出展したり、メタバースを通したタイアップやコラボレーションを経験することは、次の時代変化で、大きな利益を獲得する可能性がぐっと高まります。
新たなことや時代に対して、自ら変化を起こし、トライ&エラーをすることは、VUCAの色合いが強くなるこれからの時代の中で、持続的な売上や利益を確保しながら、ビッグウェーブを掴んでいく秘訣でもあります。

メタバースへのチャレンジの第一歩として、本サイトを運営するギグワークスアドバリューでは、「オンライン店舗」の導入支援サービスを行っています。お客様とのつながり、信頼関係を大切に考えている店舗様向けサービスで、ECサイトでは不可能だったお客様とのコミュニケーションを最優先し、直接スタッフの顔と商品を見ながら買い物ができる、まさにリアル店舗のような接客が可能になります。
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