有名ブランドや人気アーティストも!メタバースイベントが続々開催
最近、「メタバース」という言葉を聞くようになったけれど、そもそもメタバースとは?
どのようにビジネスへ利用できるのか?そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、メタバースとは何かわかりやすく解説し、今注目されている理由やビジネスでの参入方法をご紹介していきます。
今話題のメタバースとは?
メタバースとは、インターネット上に構成された3次元の仮想空間で、「メタ(超)」と「ユニバース(宇宙)」を合わせた造語です。アバターを動かし、仮想空間の中でコミュニケーションを取ったり、ゲームやイベントを楽しむことができます。
メタバースに近い例としては、オンラインゲームです。近年流行した「あつまれ どうぶつの森」「フォートナイト」「メイプルストーリー」などが挙げられます。これらはゲームという仮想空間の中でアバターを使用して他者とコミュニケーションを取ることができます。このようなオンラインゲームの世界もメタバースと呼べるでしょう。
コミュニケーションもチャットだけでなく、音声通話が可能であったり、自身でアバターや空間を作ることができるなど、より自由度が高くなってきています。
様々な企業がメタバースに参入
メタバースが注目され始めた2021年、Facebookは社名を「Meta」に変更し、メタバース事業に今後注力していくことを発表しました。その他、LINEやディズニーなど数々の大企業がメタバースへ参入し始めています。
東京・六本木のホテルで開催された「METAVERSE EXPO JAPAN 2022」では、ソフトバンク、NTTドコモ、サイバーエージェント、凸版印刷、コインチェックなどの数々の日本企業が参加しました。
これからも伸びるメタバース業界!
コロナ禍で行動に制限がかかる中、室内で娯楽を楽しむことができるメタバース市場は、これからもさらに拡大し続けるでしょう。
またApple社から2023年1月にAR/MRヘッドセットの発売も予定されており、業界のさらなる躍進につながることが考えられます。メタバースと切り離せないARやVR技術がさらに発展していくにつれ、メタバース業界も伸びると考えられます。
それぞれ企業の持つ特色を生かしたアプローチでメタバースへと参入することが、今後のビジネスでの大きな鍵となるでしょう。
メタバースに関するイベント事例
まだまだ発展途上ですが、現在も様々なメタバースでのイベントが開催されています。
「こんなこともできるの?」と驚きのイベントから、一度は参加してみたくなるものまで、企業がどのようにメタバースを活用しているのか、いくつか事例をご紹介します。
音楽ライブ
ゲームのフォートナイトでは米津玄師や星野源など、大物アーティストのバーチャルライブが開催されました。
フォートナイトとは100人が同時に対戦できるシューティングゲームですが、プロモーションの一環としてゲーム内で映画を放映したり、アーティストによるバーチャルライブを開催したりしています。ゲームの中では自身のアバターで参加者もダンスを踊ることができるなど、よりリアルなライブ体験が可能となっています。
美術館
世界初となったメタバースNFT美術館は、NFTのプロデュースなどと手がけるクリエイティブスタジオOpenSkyBlue Labが運営しています。
フェルメール37作品をNFTアートにし、メタバース上の美術館で楽しむことができます。ウォレットを登録しなくても、ゲストとして鑑賞することが可能です。VRにも対応しています。
テーマパーク
SMBC日興証券が証券業界から初のバーチャルマーケットに出展しました。
自身の操作するアバターでリーマンショックやアベノミクスを疑似体験できる株価連動ジェットコースターに乗ることができます。
ショッピング
ギグワークスアドバリュー株式会社が運営している「GiGMaオンライン物産展」。
メタバース上で店員や友人などと会話をしながらお買い物ができます。有名企業がイベント期間限定の価格設定や限定セット商品などを出品し、大盛況となりました。
メタバースでイベントを行うメリット
では実際にメタバースでイベントを行うメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。
企業が導入する上でのポイントをご紹介します。
1.場所や時間にとらわれない
メタバースは仮想空間です。自分がどこにいようと、スマートフォンやパソコンがあれば、いつでも参加することができます。自宅や移動中など、メタバースの世界では場所や時間にとらわれず、自由に活動することが可能です。
遠方にいる家族や友人とメタバースの中で待ち合わせをしてショッピングを楽しむこともできます。
2.非日常を味わえる
アクションを起こすと音が出たり、現実ではできない演出もメタバースでなら可能です。普段の生活との違いが利用者にとってもワクワクする体験となるでしょう。
3.商品やサービスを体感してもらえる
メタバースの中では自由に行動ができるので、行きたいところへ行ったり、会話をしたり、角度を変えて見たりなど、ユーザー自身にサービスを体感してもらうことができます。
4.リアル店舗に近い接客が可能
従来のネットショッピングと大きく異なるのは、接客ができるという点です。商品の良さをしっかりと説明できるので、現実により近い状態でユーザーに買い物を楽しんでもらえます。
5.購入率が高い
非日常のワクワク感とリアル店舗に近い接客が可能ということもあり、メタバースでのイベントでは購入率が高いこともわかっています。イベントを行うことでユーザーの購買意欲アップにも繋がるでしょう。
メタバースを始めるには?
では、実際にメタバースを始めてみたいと思ったとき、どうすればいいのでしょうか?
その方法は大きく分けて以下の二つです。
1.メタバースを構築できるサービスを利用する
<メリット>
・準備が少なく簡単に始められる
・コストは出店料がメインとなり、比較的安価で参入が可能
<デメリット>
・細かい設定やこだわりの反映が難しい
・プラットフォームに依存してしまう
2.自社でメタバースを構築する
<メリット>
・自由度の高いため、提供したいサービスに合わせてメタバースや機能を構築できる
・独自の世界観やオリジナリティを出すことが可能
<デメリット>
・クリエイターやエンジニアが必要となり、膨大な時間と費用がかかる
それぞれの参入方法のメリット・デメリットをご紹介しました。
自社サービスに合う方法を選ぶことが大切です。
手軽にメタバースを始めるならギグワークスアドバリューがおすすめ
EC通販ユーザーにも優しい2Dのメタバース
とはいえ、メタバースが流行り出したのも最近。
まだまだ知らない人が多いので「よくわからないけど難しそう」といったイメージもあると思います。
3DやVRでのメタバースは操作が難しく、ヘッドセットなどの機材が必要となることもあるので、まずは手軽な2Dから始めるのがおすすめです。
2Dならユーザーもこれまで経験のあるRPGゲームに近い感覚で参加することができます。
特に顧客層が40代以上が多いEC通販事業者なら、なおさら2Dは良い環境だと言えるでしょう。初期ドラゴンクエストのような馴染み深い世界観でお買い物を楽しんでもらうことが可能になります。操作も簡易的で、ストレスも少ないので安心です。
PC・スマホからでも参加できるのでこれまでのショッピングの延長として導入できます。
顧客層に合わせて、手軽に新しい次世代EC通販を取り入れていきましょう。
体験型オンライン店舗サービス
ギグワークスアドバリューが提供しているのは体験型オンライン店舗サービスです。メタバースに店舗を設置することができます。
先述したオンライン上でお買い物ができる「GiGMaオンライン物産展」というメタバースイベントも定期的に開催されています。
リアル店舗同様に「商品を見て」「説明聞いて」「購入」することが可能です。
充実した保守管理や営業支援など様々なサポートも対応しているギグワークスアドバリューで、是非メタバースの導入を検討してみてはいかがでしょうか。