ライブコマース導入でDXの一歩を踏み出そう!

2021年3月4日
ライブコマース導入でDXの一歩を踏み出そう!

中国をはじめとするアジアの成長市場において、近年、ライブコマースの発展がめざましく、日本でもDX時代における販路拡大の有力な選択肢のひとつとなりつつあります。

しかし現状、ライブコマースを実施するには、集客から撮影・配信、その後の受付対応など、準備しなければならない業務が多岐にわたるため、導入に消極的な企業も多いでしょう。そこで、ライブコマースの魅力から導入への課題、さらにプロモーション提案からコールセンター運営までワンストップで任せられる「ライブコマース」サービスを紹介します。

推し進められる「DX(デジタルトランスフォーメーション)」

日本はDXにおいて世界に遅れを取っていると言われており、経済産業省「DXレポート」で指摘された「2025年の崖」は日本社会を騒然とさせました。ここ数年、政府が強い意欲を持って推進している「DX」について、改めて簡単に見ていきましょう。

「DX(デジタルトランスフォーメーション)」とは?

「DX」とは、ITを活用することで既存の価値観や枠組みを根底から覆し、ビジネスモデルに変革を起こすこと、そしてそれが単なる一企業の取り組みにとどまらず、文化や社会にまで影響を与えることを意味します。

日本のDXへの取り組み

日本では経済産業省が2018年に「DX推進ガイドライン」「DXレポート」を発表し、広く認知されることになりました。また政府は2021年9月のデジタル庁(仮称)創設に向けた準備を進めるとともに、政府のDXを加速させるための人材募集を開始しています。

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DX時代はライブコマースが熱い!

オンラインショッピングでありながら、実店舗での対面販売と同様に、販売側と購入者がリアルタイムにコミュニケーションをとれる点がライブコマースの最大の魅力です。

今注目を集めているライブコマースについて紹介します。

ライブコマースとは?

ライブコマースとは、商品を紹介するライブ動画を配信し、視聴者は配信者に質問したり、配信画面から直接購入することができるという販売サービスです。

従来のECでは、商品の選定や購入を消費者が一人で行うのに対し、ライブコマースでは配信者と視聴者がリアルタイムでコミュニケーションをとりながら商品を購入できることが、大きな特徴と言えます。

視聴者は実店舗で購入するような感覚や、ライブならではの臨場感のある購入体験を得ることが可能となるでしょう。

【関連記事】「話題のライブコマースとは?その意味や日本のサービスをご紹介」

ライブコマースの市場と注目される背景

ライブコマースは中国から広がった考え方で、中国ではインターネット利用人口の半数以上がライブコマースを通した購買体験があると言われています。

また、新型コロナウイルスによる外出自粛により「巣ごもり需要」が拡大する中、「非接触の販売」「非対面の接客」であるライブコマースに、世界中から注目が集まっています。

GAFAも注目するライブコマース

2020年にはGAFAのうちGoogle、Amazon、Facebookの3社が相次いでライブコマース機能に関するサービスを公開しました。世界経済をけん引するトップ企業がこぞって参加したことからも、その注目度の高さがうかがい知れるでしょう。

ライブコマースを導入すべきその理由

ライブコマースは、配信者と消費者がコミュニケーションを取りながら商品を購入できるだけでなく、従来のECサイトよりスムーズに購入ステップへ進むことができます。さらに、消費者の意見がデータとして蓄積されやすいというDXならではのメリットも大きいでしょう。

商品の情報を的確に伝えられる

視聴者と直接コミュニケーションを取りながら会話を進めていくことで、配信者が商品の魅力や機能を伝えやすく、視聴者も商品について気軽に問い合わせることができます。

商品の情報を的確に知ることで購入につながりやすいうえ、購入後のミスマッチを減らすことも可能となるでしょう。

購入ステップがスムーズ

ECサイトでせっかく商品を購入しようと思っても、そこから煩雑な登録情報入力などの手続きがあると、面倒に感じたり、購買意欲を削がれることが多くあります。しかしライブコマースでは、数タップ・数クリックで購入できるので、購買意欲が削がれることなく購入に辿り着くことが可能です。ユーザーとしてもストレスなく購入できたことがポジティブな体験として記憶され、リピーターやファンになる可能性も高まるでしょう。

データの蓄積・活用ができる

ライブ放送で寄せられた視聴者のコメントはデータとして残すことが可能です。ECサイトでレビューを書くよりも、ライブコマースでコメントを残す方が気軽なため、たくさんのコメントをデータとして蓄積し、商品企画に活用することができます。

導入する際の注意点は?

ライブコマースを導入するにあたり、リアルタイムで配信する特性上、必要な設備を整えるためのコストがかかります。また、十分な視聴数を稼ぐためには、より多くの人に興味を持ってもらい、視聴してもらうために告知などの工夫も必要です。

ライブコマース導入において注意したい点を見ていきましょう。

プラットフォーム

ライブコマースは他の販売促進施策と比べると、配信準備や告知からアフターフォローまで工数が多くかかります。しかし日本ではライブコマース用のプラットフォームが未成熟で、まだあまり開発が進んでいません。準備するものが多く費用や時間がかさむことが、導入へのハードルが高い一因となっています。

生放送

生放送であるための注意点もいくつかあります。ライブコマースは短時間の生配信中に視聴者を集めなければならないため、事前の告知や宣伝が不可欠です。また、もしも配信中に問題が起こった場合、企業や商品のイメージダウンや炎上につながることもあるでしょう。

インフルエンサー

日本のライブコマース市場が拡大していない理由のひとつとして、インフルエンサーの不足も挙げられます。現状、日本には商品の魅力を伝える力や視聴者を飽きさせないトークスキルを持ち、ライブコマースで商品を売ることができるインフルエンサーが少ない点が課題のひとつです。

「ライブコマース」サービスで丸ごとお任せ!

ギグワークスアドバリューの販売支援サービス「ライブコマース」は、企画立案からアフターフォローまでワンストップで提供しています。コールセンターのノウハウと通販業界での実績を掛け合わせ、Eコマースの世界に新たな価値を創出している話題のサービスです。

ライブコマース _ ギグワークスアドバリュー株式会社

配信方法が選べる

自社のスタッフが自社ロケーションで配信する「セルフ配信」は、視聴者との距離感を近づけやすく、自社のロイヤリティ向上も期待できます。また、既に多くのフォロワーを抱えている人気のインフルエンサーを起用した「インフルエンサー配信」は、集客面でのメリットが高いでしょう。

ワンストップで任せられる

ギグワークスアドバリューの「ライブコマース」サービスなら、企画立案からプラットフォームの提供、撮影から配信まですべてを任せることが可能です。また、ライブ配信前の問い合わせや配信後のアフターフォローができるコールセンターも配備できます。

「ライブコマース」サービスにより期待できる効果

ギグワークスアドバリューの「ライブコマース」サービスを利用することで、新たな販売チャネルの取得はもとより、今までの方法ではリーチできていなかったターゲットへのアプローチも期待できます。また、ライブコマースに参入し顧客との距離を縮めることにより、自社のブランドイメージの向上も期待できるでしょう。

ライブコマースの導入なら今がチャンス

SNSの普及により、有名人のライブ配信を視聴することは娯楽のひとつとして浸透してきています。ライブコマースのように家にいながら楽しく買い物をできる体験は、若者を中心に受け入れられやすく人気が高まっています。

また、ライブコマースは商品を買う楽しさだけでなく、家にいながら人とつながる「楽しい体験」も一緒に提供する、まさにDXと言えるでしょう。自社のDX化の一歩として、ぜひライブコマースの導入を検討してみてはいかがでしょうか。